平屋の一軒家は、現代の都心部ではなかなかお目にかかれませんが、土地を広く使える郊外では見かけることも多くあります。
しかし、2階建てや3階建てが主流であるため、買い手がなかなか見つからず、売却に苦労している方も多いのではないでしょうか。
今回は不動産の売却を検討されている方に向けて、平屋の特徴と好条件で売却する方法について解説します。
平屋の不動産の特徴とは?売却の際のメリット・デメリット
平屋を売却するには、平屋のメリットとデメリットをきちんと把握し、ニーズに合った買い手を探すことが大切です。
平屋とは1階建ての住宅を指し、階段を使わずに移動できるのが特徴です。
主なメリットとして、階段による上下運動がなく、バリアフリーであることが挙げられます。
2階建ての住まいでは、階段での転落事故のリスクがあるものの、平屋であればそのようなリスクがありません。
また、部屋がすべて同じフロアにあるため、家族の様子を把握しやすく、コミュニケーションが取りやすいといえます。
また、階段での移動がなく、家事の動線が短いこともメリットの1つです。
重い洗濯物や食料品などを持って階段を上り下りするのは大変ですが、平屋ならそのような心配はありません。
デメリットは、複数階の家に比べて延べ床面積が減ることです。
敷地内に建てられる面積には限りがあるため、ある程度広い家にするには、より広大な土地を用意する必要があります。
また、平屋は地震には強いですが、水害が起きた場合には甚大な被害を受けてしまいます。
このような平屋の特徴を把握しながら、買い手のニーズを探りましょう。
平屋の不動産を好条件で売却する方法とは?
平屋をよりよい条件で売却するには、まず家屋や周辺環境の様子を知ることが重要です。
2階以上の建物に囲まれて採光しにくい、面積が狭く使い勝手が悪いなどのマイナス面が大きい場合、そのまま売ると価格が下がってしまいます。
平屋は、家自体がかなり古いものも多いため、解体して更地で売却するのも1つの手段です。
また面積が広く、周辺環境も良好の場合、設備面を見直してみましょう。
大きなリフォームやリノベーションは人によって好みが出ますが、設備や壁などの修繕であれば、費用をあまりかけずに家の価値を上げられます。
売却を急いでいない場合は、平屋を探している買主に絞って売るのもよいでしょう。
ターゲットを明確にすることで、売却価格を下げすぎることなく契約できる可能性が高まります。
まとめ
平屋は階段を使わない住居であり、人によってメリットに感じる点やデメリットと捉える点が異なります。
売却しにくいと思われがちですが、階段の上り下りがないため、足腰に不安を抱える人にはぴったりの住まいといえます。
平屋の持つ特徴を押さえて買い手を探し、よりよい条件で売却しましょう。
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