マンションや一戸建て住宅などの不動産売却では、少しでも高く物件を売りたいと考える方は多いですよね。
そのため、リフォームしてから売るか、しないで売ろうか迷う方も多いです。
しかし、綺麗な住宅のほうが高額な価格がつくと思うかもしれませんが、修繕したからといって高額価格がつくわけではありません。

なぜなら、かけた費用を回収できる保証がないからです。
今回、不動産売却にはリフォームが必要なのかを解説！

リフォームが必要な場合と不要な場合の理由とは？

リフォームは、全体を施す方法と水回りなど気になる箇所のみをする方法があります。
一部を修繕するだけでも、査定が低くなることを防ぐことができ売れやすくなります。
では、修繕が必要な場合とはどのような状態でしょうか？
基本的に中古物件を求めている買い手がいれば修繕は不要です。
簡易的なリフォームであれば費用の回収ができ、売れやすくなる可能性があるので、試してみるのもおすすめです。
たとえば、壁紙のクロスがボロボロで襖や障子が破れている場合、内覧の際に印象が悪くなってしまいます。
それが広範囲にある場合は交換すると売れやすくなるでしょう。
全体をリフォームするより、トイレやキッチンなどの限られたスペースにすることで費用も安く済み、スムーズな取引に繋がります。
また、綺麗にしたからといって必ず売れる保証はなく、売却価格に費用が上乗せできるとは限りません。
そのため、修繕をするかしないか、一部にするのか、メリット・デメリットを考え判断する必要があります。
リフォームを必要としない場合の主な理由は3つあります。

●かかった費用が上乗せできる保証はない。
●修繕しても住み続けている状態の場合、傷んでしまう。
●買い手が自分でリノベーションしたい。

などリスクがあります。
そのため、損をしないためには、大規模なリフォームは控えたほうがよいでしょう。

不動産売却には簡易的なリフォームと掃除が有効？

簡易的なリフォームは費用にもよりますが損しない程度でおこなうことをおすすめします。
それは、物件を早く手放せる可能性に繋がるからです。
では、どの程度の簡易的な修繕おこなうとよいのでしょうか。

●ボロボロになったクロス
●フローリングの大きなへこみ
●壁と壁の隙間

など買い手が見た際、劣化が激しく修繕費がかかるなどとマイナスに捉えられないように簡易的なリフォームをすることがおすすめです。
もちろん、自分で改善できる水回りの水垢やカビ、汚れなどは掃除しましょう。

まとめ

不動産売却においてリフォームは簡易的であればスムーズな取引のため有効ですが、大規模の修繕は、かけた費用を回収できないリスクや買い手がつかない原因になってしまうためおすすめできません。
不動産売却を検討している方は、リフォームをしないほうがよい理由を参考にしてみてくださいね。

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