築年数が古い不動産の売却を考えている方のなかには、売却前にリフォームをしようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、物件によってはリフォームの必要がないケース、さらにしないほうが良いリフォームもあります。
リフォームをする前に、売却時にリフォームをしたほうが良いのか、その必要性について検討してみましょう。
不動産を売却する前にリフォームは必要?ハウスクリーニングとの違い
結論からいえば、不動産を売却する前にリフォームやハウスクリーニングをする義務はありません。
リフォームでは、基礎部分を残して部分的に改築修繕、場合によっては増築をおこないます。
ハウスクリーニングとは、掃除の専門業者がお家を綺麗にしてくれるサービスです。
どちらも見た目を綺麗にしてくれるという意味では同じですが、ハウスクリーニングはあるものを綺麗にするだけであるのに対し、リフォームは修繕して綺麗にするのが特徴です。
売却する前に不動産をリフォームするメリット・デメリットとは
不動産を売却する前にリフォームするメリットとしては、見た目が良くなり早く売却できる可能性が高くなることです。
不具合が改善されれば、買主から値引き交渉される心配も少なくなります。
不動産を売却前にリフォームするデメリットは、費用がかかることでしょう。
リフォーム費用を売却価格に上乗せすることはできないので、上手に売却しないと売主が損してしまうことがあります。
売主が良かれと思ってリフォームをしても、買主が気に入らなければ結果的には無駄なリフォームになってしまうことも考えられます。
不動産売却前のリフォームにかかる費用はどれくらい?売却価格を考慮して検討を
一般的なリフォーム費用は、フローリングの張り替えは6帖で15万円程度、壁紙の張り替えは1平米で1,100円程度になります。
築年数が古い不動産は、水回りのリフォームを考えることがあるでしょう。
キッチンのリフォームなら100万円程度、トイレのリフォームには30万円程度が必要です。
浴室のリフォームは解体費用を含めると、100万円以上必要になる場合もあります。
水回りすべてをリフォームすると、230万円以上必要です。
なお、木造戸建てで築20年の場合、売却価格は新築購入価格の20%だといわれます。
たとえば3,000万円で購入した戸建ては、600万円で売却することになるので、230万円のリフォームをするべきかどうかはよく検討する必要がありそうです。
まとめ
不動産売却前にリフォームをするかどうかは、よく検討する必要があります。
売却を急ぐあまり、何も考えずに手当たり次第リフォームすると、売却できても損してしまうことがあります。
必要なリフォームを見極めて、納得のいく売却を目指しましょう。
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