住宅ローン返済が困難になったり、ライフイベントや生活環境の変化があったりすると不動産売却を考える方がいます。
そこで今回、それぞれの事情により近所や親戚に知られないように物件を売ることができるのか、期間はどれくらいかかるのかを紹介します。
両親から相続した資産や所有している物件を売ろうと検討している方は記事を一度チェックしてみてください。

周囲に気付かれずに不動産売却するための媒介契約とは？

不動産売却する際、広告宣伝や売却活動を手助けしてくれる不動産会社を探し、信頼できるところや実績のあるところと媒介契約を交わします。
媒介契約とは、不動産会社と提携して売却活動を行い、不動産が売却できた際には手数料を支払うという内容の契約です。
契約の種類は3つあります。

●レインズと言われる業者用の全国不動産物件情報共有サイトに登録せずに、複数の仲介会社と契約を交わせる一般媒介契約
●2週間に1度は経過報告があり、1社のみと契約する専任媒介契約
●1週間に1度は経過報告があり、専任と同じく1社のみの専属専任媒介契約

契約によって連絡頻度に違いがありますが、多いほど宣伝などに力を入れ、売れやすい傾向があります。
そのため売却期間を短縮できるメリットがあると言えます。

周囲に気付かれずに売却活動はできる？不動産売却前に確認を

周りに気付かれずに売るには宣伝などを実施するのは困難と言えるでしょう。
近所の方が依頼先の不動産会社の前を通って広告を見たり、インターネットで検索して知ったりする可能性があるため、行える売却活動は不動産会社に来店されたお客様への案内や、既存顧客への声掛けのみとなります。
また、仲介会社依頼の契約も自由度が高いものにしなければなりません。
レインズに登録をした場合には、全国どこでも物件情報がが見られるようになるため気付かれずに行うことが難しいでしょう。
また、ポスティングや内覧で気付かれることもあります。

周囲に気付かれずに不動産売却する期間はどれくらい？

一般的にかかる期間は3～6か月と言われています。
もちろん、不動産売却するタイミングで住宅ローン残債があるのかどうかによりかかる期間は延長される可能性もあります。
理由は、抵当権抹消の交渉をしなければならないからです。
気付かれずに不動産売却する場合は、宣伝などができないため、半年以上はかかる可能性が高いでしょう。

まとめ

気付かれずに不動産売却するためには、仲介会社と交わす契約の種類に気を付けること、期間に余裕をもつことが必要です。
不動産会社に直接買取を依頼する方法もあります。

丸三不動産は、お客様の資産である大切な不動産の売却を安心してお任せいただけるよう売却相談、住み替え相談などお客様の様々なご要望に真摯に取り組みます。

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