近年は、高齢化が著しい地方だけではなく、都市部でも空き家の放置が問題となっています。
この記事では、空き家を放置することで生まれるデメリットを確認しながら、空き家を放置せずに賢く売却する方法をご紹介していきます。
今まさに誰も住んでいない住宅を所有している方や今後相続で空き家問題が身近になる方も、ぜひ参考にしてください。

空き家を放置してしまうとこんなデメリットが生まれてしまう！

空き家とは、賃貸物件としての活用もせず、誰も住まないまま所有し続けている住宅を指します。
空き家となった住宅を適切な対策をすることなく長期間放置してしまうと、さまざまな近隣トラブルや犯罪の原因になりかねません。
たとえば、老朽化がすすんだ住宅は、家屋倒壊の危険、害虫・害獣の温床となるリスク、周辺の景観悪化の原因となってしまいます。
また、放火などの犯罪に巻き込まれてしまうこともあるため注意が必要です。

放置した空き家が「特定空き家」に指定されると税金が増える？

空き家は所有しているだけでも固定資産税がかかる不動産です。
近隣トラブルの種になるだけでなく、「空家等対策の推進に関する特別措置法」による特定空き家に指定され、経済的にも大きな影響を与える可能性があります。
所有している空き家が特定空き家になると、これまでに適用されていた「固定資産税などの住宅用地特例に関する措置」がなくなり、固定資産税や都市計画税の金額が高くなってしまいます。
時には、固定資産税が実質4.2倍の金額になることもあるため、空き家の管理を徹底していきましょう。

空き家を賢く売却する方法とそれぞれの売却方法のメリット

まだ十分に住宅として使える空き家は賃貸物件として利用することもできますが、多くの空き家は、中古住宅や古家付き土地としての売却、家屋を取り壊して更地にしてから売却されます。
売却方法に応じてメリットが異なり、中古住宅では家屋や住宅設備の状態と需要によって相場価格程度での売却が可能な点、古家付き土地では土地の価値がそのまま売却価格となる点、土地では買主の幅が広がる点などがあります。

住宅や土地の性質に合わせて売却方法を選択しましょう。

まとめ

空き家問題は、全国的に深刻化しています。
空き家が原因となるトラブルを回避し、経済的な負担を増やさないためにも、空き家は放置せずに賃貸物件としての活用や早期売却を視野に入れるのがおすすめです。

丸三不動産は、お客様の資産である大切な不動産の売却を安心してお任せいただけるよう売却相談、住み替え相談などお客様の様々なご要望に真摯に取り組みます。

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