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集合住宅の駐車場で空きが増えている?デメリットや有効活用の方法をご紹介

集合住宅の駐車場で空きが増えている?デメリットや有効活用の方法をご紹介

マンションやアパートなどの集合住宅を所有している方のなかには「部屋は埋まっているのに駐車場の空きが目立つ」と感じている方もいるのではないでしょうか。
集合住宅経営において、空き駐車場の増加による影響は深刻で、大家さんにとってデメリットも多いです。
今回は、集合住宅で空き駐車場が増えることのデメリット、そして駐車場の活用方法について解説します。

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集合住宅の空き駐車場が増えているって本当?

集合住宅の駐車場において、空きが増加していることが大家さんの頭を悩ませていますが、実際の現状はどのようになっているのでしょうか。
首都圏のデータにはなりますが、新築分譲マンションのおける駐車場設置率は、2007年に77.3%だったのに対し、2017年には42.2%と50%を下回りました。
また、単身世帯などの増加により近年世帯数は増えていますが、それに対して自動車保有率の上昇は緩やかなため、世帯当たりの自動車普及率が下がっているのが現状です。
実際に、世帯当たりの自動車の普及台数は2013年の1.083台から2019年には1.052台に低下しているというデータもあります。
公共交通機関の発達やカーシェアリングの普及も自動車を持っている世帯が減っている一因で、集合住宅の駐車場で空きが目立つことにつながっているといえるでしょう。

集合住宅で空き駐車場が増えることによるデメリット

集合住宅で空き駐車場が増加するデメリットの代表的なものとして、駐車場代(賃料)を得られずに収益が低下してしまう点が挙げられます。
さらに、駐車場を維持・修繕・管理する費用を駐車場の賃料に含めている場合、収入は減っているのに費用は掛かるために赤字となってしまう可能性もあります。
そのほか、空き駐車スペースに契約者以外が勝手に駐車するトラブルも起こってしまうでしょう。
空き駐車場が多いことで、入居希望者や近隣住民が「空室も多いのではないか」「空室が多いということは何か問題があるのではないか」と思われてしまいます。
評判が悪くなってしまうと、入居が増えなかったり転出者が出るなど、収益がさらに下がる悪循環に陥ってしまうことも考えられます。

集合住宅の空き駐車場を有効活用する方法

入居者が駐車場を新たに契約してくれるとスムーズですが、難しい場合は入居者以外に月極などの形態で貸し出すという方法があります。
または、シェアリングエコノミーで活用し、空き駐車場を不特定多数で利用できるようにするという方法も増えており、気軽に利用してもらいやすいという利点もあります。
どちらの方法も入居者以外が利用することになるため、入居者に迷惑をかけないようルール作りも徹底することが重要です。
入居者向けに活用する方法としては、コンテナなどを設置して収納庫としたり、駐輪場の増築に利用したりする方法が挙げられます。

まとめ

管理する集合住宅で空き駐車場が目立つと、賃料収入が減るだけでなく、トラブルや集合住宅自体の評判が下がってしまうデメリットがあります。
駐車場を入居者以外に広く貸し出したり収納庫などを設置したりして活用すれば、収益の改善にもつながるでしょう。

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