家の売却を検討しているものの、日当たりが悪いためになかなか売れないのではないかと不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし日当たりが悪いからといって売却できないわけではなく、ポイントさえ押さえれば早期売却も可能です。
今回は、日当たりが売却価格に与える影響にくわえ、日当たりの悪い家のメリット、売却するコツについて解説します。

日当たりが売却価格に与える影響

日当たりの悪い家は洗濯物が乾きにくい、カビが発生しやすい、結露により家の耐久性を損なう恐れがあるなどの理由から需要が比較的少ないです。
とくに道路に接している方角が北の場合は一日中日が当たらない可能性があるため、相場よりも1～2割ほど価格を下げなければ買い手は見つかりにくいでしょう。
また、午後に西日が入る西向き、午前中に日が差し込む東向きの家も、季節を問わずに日当たりの良い南向きの家と比較すると売却価格は下がる傾向にあります。

日当たりの悪い家のメリット

日当たりが悪いとはいっても、デメリットしかないわけではありません。
たとえば日が入りにくいことから夏場は比較的涼しく、風通しが良ければエアコンをあまり使用しなくても快適に過ごせるでしょう。
室内のフローリングや家具、本などが日差しで焼けるリスクが低い点も、日当たりの悪い家のメリットといえます。
また、日中働いていて家にいない方や、夜勤帯の仕事で昼間を睡眠にあてている方など、日当たりの悪さをメリットと感じる方もいらっしゃいます。

日当たりの悪い家を売却するコツ

日当たりの悪い家を少しでも高く売却したいのであれば、照明器具を増やして部屋をなるべく明るく見せましょう。
室内でもとくに暗くなりがちな場所に背の高い間接照明をひとつ置くだけでも、部屋の雰囲気は一変します。
あわせてカーテンや家具などを暖色系の色で統一すれば、より明るい雰囲気を演出できます。
また、内覧時に良い印象を持ってもらえるよう、リビングはもちろんのこと、水回りも含めて徹底的に掃除をおこないましょう。
もし汚れが取りきれない場合は、ハウスクリーニングを利用するのもひとつの方法です。
日当たりの悪さをメリットと捉える方も一定数はいるため、そういった方々にターゲットを絞るのも、日当たりの悪い家を早期売却するコツのひとつです。

まとめ

日当たりの悪い家は売却しにくい傾向にありますが、照明器具を増やして部屋を明るく見せる、掃除を徹底するなどの工夫をすれば早期売却につなげられます。
また、日当たりを気にしないターゲットに狙いを定め、日当たりの悪い家のメリットを前面に打ち出す方法も有効です。

丸三不動産は、お客様の資産である大切な不動産の売却を安心してお任せいただけるよう売却相談、住み替え相談などお客様の様々なご要望に真摯に取り組みます。

弊社は、彦根の丸三不動産です！